2020年04月30日

好きこそ物の上手なれ。一途なその気持ちが折れない限り、人は前へ一歩ずつ、着実に進化し続けられる。「ちはやふる」

 人が自分自身のために行動を起こす上で最も大きな原動力となるのは、それが「好きだ」という理由が一番ではないでしょうか。好きにも感覚的・衝動的に「好き」と思うこともあれば、あれこれとじっくりと考えて総合的に「好き」と判断する両方があると思います。いずれにしても、「好き」という判断に至って次の行動ステップを踏むのが自然な流れではないでしょうか。

しかしながら、人は「好き」という感情だけに流されて意思・決定する生物ではなさそうです(中には良い悪いは別として、シンプルにこの想いだけで行動できる人もいるようですが、私はある意味、このように行動できる人をすごいなって思います)。重要な局面ともなれば、自分自身を信じられずに世の中の基準なり、自己の判断基準以外のはかりを持ってして物事を判断し、行動を起こす場合もあるかと。

判断基準・行動に「好き」以外の要素を取り入れた方が良いかどうかは、物事の結果いかんによって正解か否かが判明するものなので、一概には言えないですよね。多分、自分自身を全面的に信じることができれば、あるいはそれが「好き」という度合いが高ければ「好き」という気持ちだけでいろんな決断・行動が起こせるのかもしれません。「好き」という気持ちは、人を前へ前へと動かすとても大切な感情であり、大きなパワーであり、適切な判断材料なのだと思います。

今回お勧めする作品は、自分の好きなもの・好きなことの延長線上に叶えたい目標を設定した少女が、人から見れば無謀な夢にも映る頂点を目指して一途な想いで折れることなく突き進む、男っぽくもあり純粋で熱い気持ちが溢れ出る、青春物語です。叶えたいことのためにやれることはすべて実行する、ぶれないまっすぐ気持ちと行動は、彼女の周りの人々とその物語を観ている私たちにも勇気と感動をもたらします。

その作品とは、友達との出会いを通じて知った”競技かるた”に魅せられ、その世界で一番強い女性の称号である”クイーン”になりたいと願い、すべてをかけてその座を目指す一人の少女の物語、「ちはやふる」です。

2016年に広瀬すずちゃん主演で200万人の観客動員を記録した実写版映画「ちはやふる-上の句-」「ちはやふる-下の句-」、そしてその完結編となる2018年「ちはやふる-結び-」の3部作といえば、逆にご覧になった方も多いのではないでしょうか。こちらに先駆けて2011年に登場したのがアニメ版です。実写版をご覧になった方にも是非、ご覧いただきたく、こちらの感動作品を紹介したいと思います。

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タイトルの「ちはやふる」とは、”勢いがあって荒々しい様子”をあらわす言葉で、小倉百人一首の中の一句の枕詞です。1200年前の稀代の歌人・在原業平が、禁じられた恋の相手を想って詠んだとされる、「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」が元になっているようです。「私の燃える想いが激しい水の流れを真っ赤に染め上げてしまうほど、今でもあなたを愛しています」という意味が込められているとのこと。

主人公”千早(ちはや)”の名前と共通するものであり、周りを巻き込むほどの彼女の情熱的な生き方はこのタイトルにもよく表現されていると感じます。

ここで競技かるたについてちょっと説明しておきますね。”競技かるた”とは、小倉百人一首を使ったかるた取りの競技です。基本は二人ずつ向かい合って対戦し、並べた札を詠みに合わせて取り合い、早く自陣の持ち札を無くした方が勝ちとなります。試合が始まる前には必ず、並べた札を覚える暗記時間が15分ほど与えられ、いざ始まれば集中しながら相手に競り勝ってスピーディに札を取るという、ものすごく集中力・スタミナ・体力が必要とされる競技だということが作品の中で紹介されています。

大会ともなれば、トーナメント戦を勝ち上がると1日に3〜5試合をこなすわけですから、連戦になるとさらにハードさが増す競技のようですね。”文科系スポーツ”とも言われるゆえんがこんなところからもうかがい知れます。

競技かるたをやる方は、学生から一般の方まで幅広く、全国の各かるた会に所属している方が大半のようです。高校にかるた部があればそこに所属しているという方もいるようです。競技かるたは、E級からA級までランク分けがされていて、いろんな大会がある中、各大会で勝つことで昇級が認められます。B級からA級に昇級するためには大会で優勝、もしくは大会で準優勝を2回する必要があるようです。

7月には滋賀県・近江神宮で全国高等学校かるた選手権大会、通称「かるたの甲子園」なんてものも開催されるとか。初日に団体戦、そして翌日には個人戦が繰り広げられるようですね。団体戦は各県の予選大会での優勝校が集まるそうです。ちなみに、参加校が10校を超えている予選大会は準優勝校も全国大会に出場できるそうです。個人戦はランクごとに分かれて試合が行われますが、県ごとの予選大会はなく、各ランクにエントリーされた方々同士でトーナメントが組まれ、それぞれの階級で優勝者が決まる仕組みです。

”綾瀬 千早(あやせ ちはや)”小学6年生。彼女の夢は、姉が日本一のモデルになること。「自分のことでないと夢にしては駄目だ。」と、千早とかるたを取り終えた目の前の彼は、そう、彼女に話すのだった。”綿谷 新(わたや あらた)”の夢はかるたの名人になること。日本で名人になることは世界で一番になることだ、とも彼は豪語した。転校生である新と出会って、初めてかるた取りをして、千早は新のかるたの札を取る圧倒的な速さの前に1枚しか札が取れず完敗する。しかし、その真剣勝負のかるたに楽しさを覚えるのと同時に、新のかるたに対する情熱と目指すものの大きさを知り、激しく心を揺さぶられるのだった。

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かるたが好きになった千早は、新、そして同じクラスの”真島 太一(まじま たいち)”とともに、地元のかるた会である「白波かるた会」を見学に訪れたのだ。会場のふすまを開けて見るとそこには、札を詠みあげるCDの音に反応して真剣にかるた取りに向かう会員たちの姿が。お遊びではない本気の戦い、まさしく”競技かるた”がそこには存在していた。千早と太一は観たこともない光景に驚いた。会員の中には千早たちと同じ歳ぐらいの子供たちもいた。かるたの実力のことで見下され、その子たちの言葉に腹を立てた新は、「チームで戦いたいんや。」と千早と太一を促し、3対3で戦う源平戦方式でかるたを取ることをその子たちに申し入れる。

千早たち3人は、それぞれの役割分担をうまく果たし、見事に勝利を収めた。かるた会の責任者である原田は、千早の音を聞き分ける天性の才能に気づき、千早たちの白波かるた会への入会を促した。そして3人は白波会へ入ることに。原田は3人で出場できるチーム戦の大会があることを3人に話す。小学6年生である千早たちが出場できる最後の大会であることを知った3人は、この大会に出場することを決意。3人のうちの2人が勝てば勝ち上がれるトーナメント戦を勝ち上がるため、3人は特訓を開始した。チームでかるたが出来る、3人で大会に出られる、と喜びいっぱいで特訓に励む千早だった。

そんなある日、新が家に帰ると父親から、福井の実家のおじいちゃの体の調子が良くないことが理由でで、新が小学校を卒業するタイミングで福井へ戻るという話を聞かされるのだった。片やの太一も、名門の進学中学校への合格が決まった。小学卒業後はみんなばらばらになる。なかなかそれを言えない2人だったが、「ずっと一緒にかるたをやろうね」って話しかける千早に対して、2人はそれが出来ない理由を千早に告げるのだった。愕然とした千早は、「もう、大会には出ない」と言い残して2人のもとを去った。

大会当日、太一・新チームの中に千早の姿はなかった。「そっちのチームメイト、負けるのが嫌で来ないんじゃねーの。」という相手チームの言葉に対して、「千早は遅れているだけだ。」と言い放つ太一。2人は朝、千早の家に大会で着るお揃いのTシャツを届けていた。千早は、母親から太一と新が届け物を持ってきたことを知らされる。その袋を受け取り中身を取り出すと、真っ赤なTシャツが1枚。Tシャツには”チームちはやふる”という文字がプリントされていた。

それを目にした千早は、勢いよく家を飛び出した。太一と新の待つ試合に千早はなんとか間に合った。3人は気持ちをひとつに懸命にかるたを取った。大会が終わった帰り道、新がつぶやく。「太一、千早にトロフィーあげたかったな。」「ごめん、俺が勝ってれば。」泣きながら土下座する太一。「もっと、もっと、3人でかるたがしたかったよー。」そう言いながら、千早は新と太一の傍らで声を上げて泣き続けた。

3人は卒業式を迎えた。千早と太一に別れの挨拶もなしに、新は家に帰り、明日の引っ越しのため、自分の荷づくりをはじめていた。すると、新の家に太一と千早がやってきた。「先に帰ってんじゃねーよ」「あたしとかるたしよう、新、真剣勝負。」2人の言葉を聞いた新は、すぐさま荷物の中からかるたを取り出して正座をして言った。「僕は5歳相手でも手加減せん男や。」これが3人でする最後のかるた。

太一が札を詠みあげ、2人が札を取り始めた。新は言葉の通り、容赦なく札を連取する。ちはやふるの札で2人が同時に札を押さえた。「同時、同時の時は札のおいてある陣の勝ちだって、先生言ってた。」千早が札を引っ張るが、新は札を離そうとはしない。新の目から大粒の涙がこぼれ、畳に落ちる。「かるたを一緒にしてくれてありがとな、千早も、太一も。でも、たぶん、もう会えん。」そう言って、新は泣いた。「なんで?あたしたちにはかるたがあるから、また会えるんじゃないの?続けていたら、また会える。絶対に会えるよ。」新の言葉に、涙交じりの笑顔で千早はそう答えるのだった。(第1〜3話)

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この作品は、かるたが大好きな1人の少女の生き方を軸とした物語です。彼女は濁流のごとく、自身と関わる周りを巻き込むために、彼女に感化された人々もまた、いろんな変化を遂げていきます。そうしたことから、彼女の周りの人々も並行してとても魅力的に描かれた、群像劇とも呼べる要素も多分にあって見ごたえ十分な作品です。

少女漫画「BE・LOVE」にて2008年2月より掲載中の、漫画家”末次 由紀”さんによる同タイトル漫画が原作です(既刊43巻)。TVアニメは、2011年10月〜2012年3月に1期25話、2013年1月〜6月に2期25話、それから6年4か月ぶりの昨年2019年10月〜2020年3月に、3期24話が”日本テレビ”他で全国で放送されました。千早のかるたとの出会いから高校でのかるた部の創設、太一と新との再会、かるた部の活躍、かるた界の頂点を目指す面々との戦い、そして千早のLOVEについてが74話に描かれています。漫画ではお話がさらに続いておりますので、もちろん、今後での続編にも大いに期待できる作品です。

TVアニメの監督は、「ちょびっツ」「NANA」「俺物語!!」を手掛けた”浅香 守生”さんです。シリーズ構成の2期・3期は、「そらのおとしもの」「orange」「月がきれい」「あそびあそばせ」「色づく世界の明日から」のシリーズ構成も担当された”柿原 優子”さんです。キャラクターデザインは、「NANA」「俺物語!!」を手掛けた”濱田 邦彦”さんです。アニメーション制作は”マッドハウス”。アニメのジャンルは”競技かるた”です。高校生のお話しなので”青春”とも呼べるジャンルですが、今後の展開で社会人まで描くことを想定してなのか、広い意味でそのようなジャンルになっています。

この物語の一番の魅力は何と言っても主人公、千早のキャラにあります。彼女はかるたに関しては天性の聴力を持ちつつも、それだけに頼ろうとせず、高みを目指して常に努力を怠らない人物なのです。さらに負けず嫌いも手伝って、いつも前だけを見て、決してあきらめない性格に好感が持てます。千早の天性の聴力とは、”感じ”が良い事です。”感じ”とは、読手(かるたを詠む人)の詠みに反応する速度・聞き分ける能力を言いますが、かるたをする人にとってこの才能は、札を取りに行く速さにつながる大きな武器となるものなのです。

かるたの申し子のような彼女ですが、反面、とても鈍感で不器用なところもあり(特に恋愛において)、天然的にカワイイ側面を魅せてくれます。一見、容姿端麗でモテそうな彼女ですが、思ったことを素直に口に出してしまうため、相手をがっかりさせることが多く、周りからは”無駄美人”と呼ばれています。しかし、正しいことは正しいときちんと言えるところは1本筋が通っていて、私にしてみれば尊敬に値するところですが。

そんな彼女がどこまで自分の夢を実現してゆくのかがこの作品の見どころであることは言うまでもありません。見る側の期待に、過程と結果の両方でどのように答えてくれるのか?ちはやふるのタイトルは伊達じゃないはずです。

それと、かるた競技の札を取るシーンですが、静から動へ移る瞬間のスピード感・躍動感あふれる動きにもぜひ、注目していただきたいですね。どれだけアニメがその緊迫した雰囲気を演出できているかも合わせてご覧ください。これ観ると、競技かるたってとっても熱いし、スポーツの類だと思っちゃいますね。

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今回の作品の声優さんは、どのキャラのキャスティングも素晴らしいと思えるほどにはまっていて、主役から脇役までケチのつけようがございませんでした。主人公である千早役の”瀬戸 麻沙美(あさみ)”さんについてだけ、触れておきますね。瀬戸さんが今まで演じてきたキャラの代表的なものは「TARI TARI 」/宮本 来夏、「東京喰種トーキョーグール」/真戸 暁、「盾の勇者の成り上がり」/ラフタリア、「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」/桜島 麻衣などです。

子供っぽい女子から大人な女性まで割と幅広く演じられているようです。私的には「TARI TARI 」と「盾勇」の瀬戸さん演じるカワイイ系キャラが好きでした。今回は、千早の幼少期と高校生との両方のを見事に演じ分けていて上手だなって思いました。千早らしさを120%引き出してくれた素晴らしい声優さんです。

最後はアオハルな1期・2期・3期のオープニングテーマの紹介でお別れです。
瀬戸さんが歌うエンディングテーマ(1期エンディング/そしていま)はもちろん最高なのですが、アップNGにつきご容赦くださいませ。

1期オープニングテーマ「YOUTHFUL/99RadioService」
2期オープニングテーマ「STAR/99RadioService」
3期オープニングテーマ「COLORFUL/99RadioService」


みなさん、最近、巣ごもりのためレンタルショップに出かける方が非常に多いことをご存じでしょうか。そのため、ショップが密状態で従業員の方も感染に気が気でないとのこと。行けば行ったでうつる危険、うつす危険がかなり高まるわけです。しばらくは我慢の時ですよね。TVやゲームだけではどうしても長期の巣ごもりは飽きるという方。ネットでアニメを視聴するのはいかがでしょうか。私はいつもネット配信を利用してアニメを観ています。いつもSTAY HOMEしています(引きこもりとも呼ばれておりますが)(笑)

ちなみに、アニメ専門のネット配信なら、「dアニメストア」が最強だと思っております。なぜなら、月額440円(税込)だけでアニメ3,000タイトルが見放題だからです。私はこれを使っております。新作アニメの7〜8割は配信されるので、かなりのカバー率で私は満足しています。おこづかいがめちゃくちゃ少ない私にとってはとてもありがたいサービスですね。ドコモのスマホでなくとも登録は可能ですよ。クレジット機能のある通帳をお持ちでしたら登録して通帳から毎月440円がチャリーンと引き落としになるといったところです。

私は自分のパソコンにダウンロードして大画面のパソコンで視聴してます(^▽^)/。アニメだけを観たい方にはこちらをお勧めいたします。とにかくコスパに優れています。「ちはやふる」全74話もこちらで視聴しました。それで440円です。

子供たちと一緒にアニメを観るならぜひ、「のんのんびより」「プラスティック・メモリーズ」を観てください。「のんのんびより」は田舎暮らしのこどもたちの穏やかな日常を描いていて、すごく癒されます。景色もとても美しいアニメです。「プラスティック・メモリーズ」は人間とロボットの愛を描いた作品です。12話のうち3回は泣ける、感動するアニメですよ。この2本、おすすめです。

映画・ドラマ・アニメとバランスが良いのは「U-NEXT」ですね。アマ○〇プライムに比べてアニメのウエイトはかなり高いですね。こちらは月額2,189円(税込)。全部で140,000本を保有しており、これが全部見放題。業界随一の数の多さです。アニメだけではなく、映画・ドラマも観たい欲張り派の方にはこちらがおすすめです。

いずれも下記にアイコンを貼っておきましたので、よかったらクリックして詳細をごらんくださいませ。身の危険を冒さないで、人にも迷惑をかけないで巣ごもりできるのは、賢い方法だと思います。安全なスマホ・ネット視聴をこの機会に取り入れてみてはいかがでしょうか。以上、巣ごもりライフ(引きこもり)のご提案でした。









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posted by タカポン at 21:45| Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月09日

万が一があってからでは遅い事なら、石橋を全方向から叩きすぎてから渡るくらいの細心の注意力と行動力が必要である。       「慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜」

 人は自分が経験していない未知の領域への対処にめっぽう弱いものじゃないでしょうか。身をもって経験して初めて、これから先はどのように対処すべきなのかを学び、道筋を立てて行動することができるんだと思います。知識は何かに生かされて初めてその価値が見いだされるものであって、単に知っているだけでは宝の持ち腐れです。

経験なしでのストックレベルの知識は、単に知っているという静の領域にとどまり、経験値を持っている方と共に行動する場合には、初動スピードについては、雲泥の差が出るものと思われます。これが知っていることと実際にできることの大きな差に繋がるんじゃないでしょうか。もちろん、知識がなければ自らが行動を起こせませんし、いろんな知識があれば人に教えることもできますので、知らないよりはよりたくさんのことを知っている方が断然、すばらしいことですし、役に立つ一歩だと思います。

今、世を混乱に陥れている新型コロナウイルスですが、これに対する政府の対応は遅いだのまずいだのと、どうのこうのといろいろ言われております。まあ、私たち一人一人は新型コロナウイルスの日本への侵入を直接阻むことも感染拡大にまったをかけることも単独ではままならないので、政府に過去の類似経験・知識をもとに出来得ることをしてもらって、私たちには行動の指標を示してもらい、それに従って秩序を保つことで収束を待ち、個々の身を守るしか策はありません。

過去の知識・経験なしには人は容易には動けない、ということが根底にあるとすれば、私たちはまず、過去の歴史上の類似経験を知識として学習し、未来を予測して早めに危機管理行動を起こすしか方法はないのかもしれませんね。いずれにしても最低限、それぞれが自己防衛をしなければならないのは明白なことです。

危機管理は、ビジネスにおいてもプライベートにおいてもあらゆる事故を未然に防ぐ、理にかなった対処方法です。予想できることについては事前に対処し、事故をある程度まで回避できるのです。起きてから対処すれば何とかなる、という考え方が一番いけないことなのかもしれません。万が一が起こってはいけない事案は、結びつく可能性はすべて潰しておかないといつか起こりえるのです。

「レディ パーフェクトリー。準備は完全に整った。」その言葉が出るまでは一切、戦いに応じず、戦いの準備に余念がない用心深い勇者がいた。そしてその勇者は、一度戦いが始まれば相手を完膚なきまでに叩き潰し、復活の芽が出ないように敵をチリと化するまで粉々に破壊するという、執拗なまでに念入りに後始末をする勇者がいた。彼の名は”竜宮院 聖哉”。紛れもない勇者である。そして、彼の危機管理能力と意識は他の勇者とは比べものにならないくらいに以上に高い。

私は”勇者”という名がつくタイトル作品は、条件なしに観ることにしております。”正義のために戦う勇者”。いい響きです。リアルでは、正義のために戦いたいけど、戦えない、おじさんの憧れのワードですね。勇者のワードが入っていれば条件反射で観てしまいます(笑)こどもの頃はよく、「勇者ライディーン」を観ていました。勇者であって、ロボットでもあるという、おじさんにとってはド・ストライクなアニメでした。

本日紹介する作品はロボットアニメではありませんが、とてつもなく強い勇者さんが登場する作品です。ハンパなく強い主人公が登場するアニメは”俺TUEEE系”アニメと呼ばれています。今回はまさしく、こちらに分類される作品です。この作品の主人公は強いだけでなく、さらに危機管理能力も持ち合わせたとても優れた人物なのです。作品の全般の楽しさとは別に、何かが学べる作品でもあります。

タイトルは「慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜」です。ジャンルはファンタジーアクションギャグコメディです。

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ジャンルからしてギャグ・コメディ路線の、思わず笑ってしまうとっても楽しい作品です。強い主人公、カッコよく安心して観ていられます。でも口は悪く傍若無人で、やっていることは結構、えげつない。待てよ、これが王道の勇者のあり方なのか?なんて思わせられながらついつい魅せられてしまう、そんな、一見見た目は上から目線のいけ好かない勇者が繰り広げる異世界救済劇であります。

この世には様々な異世界が存在し、平穏な世界もあれば危険にさらされている世界も存在します。統一神界の神たちは、こうした様々な人間世界を監視し、常にあらゆる世界の秩序を守っていらっしゃるようです。神々の一人ある、治癒の能力を持った新米の女神”リスタルテ”は、ここ100年の間で5つの世界を救ってきました。それは彼女一人の力で救ってこれたわけではなく、パートナーとして戦う勇者を異世界から召喚し、その勇者をサポートすることで共に戦い、救うことができたのです。

ある時、救済難度Sクラスといわれる規模の危機にさらされている異世界、”ゲアブランデ”救済担当にリスタルテが選ばれてしまいました。難度Sとはベテラン女神でも尻込みするほどのレベルなのです。他の神々の前では調子良く指名を受けたものの、事の重大さに押し潰されそうになっていました。リスタルテはこの世界を救うために意を決し、最強の勇者を召喚しようと、日本の若者の勇者リストに目を通し始めました。なぜなら、日本は異世界転生の書物が人気で、こちらの召喚の意図も理解しやすい国だからです。リスタルテはその中に、今まで見たこともないようなステータス(能力値)・スペック(性能)を持った勇者を見つけたのです。

彼の名は”竜宮院 聖哉”。一億人に一人の逸材だとリスタルテは確信しました。これなら難度Sのゲアブランデ攻略も訳ないと、彼女はすぐに彼を召喚したのです。現れた聖哉はリスタルテがヨコシマな気持ちを持ちそうになるくらい、かなりのイケメンでした。しかし、自分が女神であることを伝えても、彼はリスタルテが女神だと信じようとしないし、戦いに連れ出そうとしても戦いのリスクを口にし、戦いを望まない聖哉。ステータス・スペックが高いわりにどれだけ用心深く慎重な勇者なのかとリスタルテは思うのでした。

ようやく彼に戦うことでのリスクの少なさを理解させ、勇者であることの自覚も促すと、彼は戦う前に準備を整えたいと言い出すのでした。すると、突然Tシャツを脱ぎだし、勘違いをしているリスタルテを横に腕立て伏せを開始。準備ができたら声をかけるとリスタルテに伝える聖哉。あきれた彼女は部屋を出て行くのでした。

それから1週間がたち、聖哉から連絡が。「レディ パーフェクトリー。準備は完全に整った。」二人は異世界・ゲアブランデに向かった。まずは危険が少ないエリアからスタート。初めに防具を準備しようとするが、防具を3つ買おうとする聖哉。薬草もたんまりと準備する慎重勇者。そしてステータスアップのために弱いスライムから倒すことになるも、彼はスライム相手に余りある攻撃技を何度も何度も繰り返す念の入れよう。スライムは最初の一撃で跡形もなくいなくなったはずなのに。

勇者はどこまでも慎重なのでした。すると、その大技の数々を嗅ぎつけた大物の敵、魔王軍・四天王の一人が聖哉たちの前に突然現れたのです。予定外の出現にリスタルテは慌てるも、敵のステータスやスキルを見通して観て、思わずビックリ。聖哉をはるかに超えるステータスの魔物だったのです。どうする?聖哉。リスタルテがそう思った瞬間、聖哉は戦わず、リスタルテを置いて一目散に逃げ出したのです。あり得ない勇者の行動にビックリするも、リスタルテも必死に逃げるのですが、やがて魔物に追いつかれ・・・

果たして勇者・聖哉と駄女神・リスタルテは魔王軍・四天王の一人から逃げ切れるのでしょうか?そしてこれから勇者と女神は救済難度Sの世界を無事に救うことができるのでしょうか?

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この作品は、あり得ないほど慎重な性格の勇者と、その勇者に振り回される新米女神が力を合わせ?異世界を危機から救おうと頑張る物語です。何ごとにも慎重に対処するが故に、普通の勇者とは勝手が違う勇者に翻弄させられる女神と、自分本位で横柄な態度で振る舞う勇者のドタバタコメディ・ギャグテイストがこの作品の流れでありつつも、シリアスな展開も兼ね備えた非常にバランスの取れたファンタジーアクションコメディ作品です。

クールガイで表情を全く変えない聖哉に対して、黙っていれば可愛らしいはずのリスタルテが、あまりに思い通りにいかないために苦悩する姿が顔芸(決して芸なわけではないのですが目まぐるしく変わる顔の表情)となって現れる様と、聖哉に対してのマシンガンのようなツッコミがこの作品の見所の一つです。そのほかにも見所は別にあるのですが、ネタバレと面白さが目減りするので、今回はこれ以上は語ることができません。

ギャグだけに終わらず、ラストに大きな感動が待っていることだけを皆さんにお伝えしておきますね。全12話を観た後に楽しさと感動、そしてすっきりとした後味が残る、よくまとまった作品だと思っていただける作品です。見終わればきっと、聖哉という主人公を通して、人を守るということの行動と責任、優しさと強さ、そして彼を通しての作品が伝えたいことが何なのかをみなさんにも感じていただけるはずです。お話の最後の方で、おじさんは予想外の展開に目から心の汗を流してしまいました。

この作品は、小説家の”土日月(つちひらいと)”さんによるライトノベル作品「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」/カドカワBOOKS刊行が原作です。それがアニメ化されて、2019年10月〜12月に全12話が”BS11”他で全国放送。”AbemaTV”・”ニコニコ生放送”他、インターネットでも配信されました。

監督は、「天体のメソッド」「装神少女まとい」「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」を手掛けた”伯井 政行”さん。シリーズ構成・脚本は、「幼女戦記」の”猪原 健太”さん。キャラクターデザインは、「装神少女まとい」「少女終末旅行」のキャラデザを担当した”戸田 麻衣”さん。アニメーション制作は”WHITE FOX”。

主人公・聖哉役は、昨年放送の冒険者を描いたダークファンタジー作品、「ゴブリンスレイヤー」の主人公・ゴブリンスレイヤー役を演じた”梅原 裕一郎”さんです。こちらもそうですが、低音のクールボイスがまさに冒険者・勇者にドハマりな声優さんです。だからこそ、聖哉のちょっとピントがずれている勇者像だとクールな声が逆に笑いにも転じるんだと思います。

そして、ヒロイン・リスタルテ役は、軽音部のゆるい日常を描いた作品「けいおん!」の主人公・平沢 唯役で天然なゆるい少女を演じた”豊崎 愛生(あき)”さんです。「とある科学の超電磁砲」ではチャーミングな初春 飾利役で印象に残る個性キャラを演じていましたが、最近では「女子高生の無駄づかい」の鷺宮 しおり(ロボ)役で感情が死んでいるという役柄を演じております。特徴のある声というよりは臨機応変にいろんなキャラを演じられる引き出しをたくさん持っている声優さんでしょうか。

今回の作品は、このお二人の掛け合いが素晴らしく、二人の声優さんに大注目です。

慎重勇者4.jpg

最後は、アップテンポで中毒性のあるオープニングテーマとエンディングテーマを聴いていただき、お別れです。

みなさん、「慎重勇者」を観る準備はそろそろ出来ましたか?

「レディ パーフェクトリー。準備は完全に整った。」ですって!
はい、では早速、整った方からご視聴くださいませ!

オープニングテーマ「TIT FOR TAT/MYTH&ROID」
エンディングテーマ「be perfect , plz!」

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posted by タカポン at 21:33| Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月13日

他人のものさしを受け入れ、理解しようとする寛容さの差が、人生に新たな発見と感動の副産物をもたらす。「女子高生の無駄づかい」

「それな、ウケル。カワイイ!」   イマドキの女子高生同士は、大抵、この3つのワードを使えばどんな相手ともうまくコミュニケーションが交わせるらしい。そんな魔法の呪文が存在するなんて、女子高生って、ウケル(笑)。って、早速、ちょっとだけ使ってみました。こういうところがおじさんがおじさんと言われるゆえんですよね。でも、やっぱりおじさんたちには全然似つかわしくない、はるかイスカンダルの彼方のお言葉に思えますね。女子高生、おそるべし!あいにく、我が家にいらっしゃるのは女子高生を現役時代から3回りと5回りしたであろう、女子の方々なので、事の真相はよくわかりません。

大人世代にも、実はこれに近いような、便利な言葉が身近に存在していると思います。「その通りです、楽しいですよね、素敵です!」会話にこの3つを盛り込めば、どんな相手ともそれなりに話を合わせられるので、彼女たちの呪文もまんざら嘘ではないのかもしれませんね。ただ、適切な位置にそれぞれのワードを盛り込むことだけはきちんと意識しないといけませんね。へんなところにぶっこめば、ただの変な人に成り下がりますので(笑)

本日紹介するアニメは、女子高生がたくさん登場するコメディ作品であります。まさに、上のようなエピソードも面白おかしく盛り込まれている、女子高生の日常が描かれた作品です。しかし、普通の女子高生が登場するというよりはむしろ、いささか残念な部分をお持ちの個性が豊かすぎる女子高生たち、がほとんどでございます。だからこそ、面白いのですが。

タイトルは、「女子高生の無駄づかい」です。

どちらかというとあまり偏差値は高くない、入試の答案に名前を書けば割とすんなり入れそうな学校?「さいのたま女子高等学校」を舞台に、この学校に集う世間からピントがずれた女生徒たちが繰り広げる(本人たちはいたってまじめに思って行動している)日常を垣間見るお話です。主な登場人物は、やや世間ずれしている娘から浮世離れした問題児まで高1女子生徒たち8名と、女子高生たちが望む憧れの男性教師像を木っ端みじんに打ち砕く残念な男性担任教師1名です。

女子高生の無駄づかい1.jpg

まず1人目は、「型破りな問題児」、通称”バカ”と呼ばれる田中 望(のぞむ)。彼女はとてつもないバカで、学校の成績の点数でロイヤルストレートフラッシュ(10・11・12・13・1点)をたたき出すほどの名実ともにバカなのである。物怖じしない性格で本能の赴くままにいつも行動している。バカなので的外れなことを言うことがいつもほとんどだが、ごく稀に、核心を突いたことを言うことがある。

2人目は、「恋多き漫画家志望」、菊池 茜。アニメや漫画が大好きで、自身でも漫画を描いている。夢は漫画家になることだが、彼女は致命的な作画ミスを犯すほどの漫画の腕前である。オタク趣味のところから通称”オタ”と呼ばれている。BL好きなことをバカに授業中に暴露されている。バカの言動に対するツッコミが半端ない。”バカ”と”ロボ”とは小学校の同級生である。

3人目は、「無機質系天才少女」、鷺宮(さぎのみや) しおり。彼女は全国模試でも10番に入るような秀才でありながら、何故か不相応な「さいのたま女子高」に入学してきた奇特な才女なのである。普段からあまり表情を顔に出すことがない女子だが、表情とは裏腹にかなりの毒舌なために、時折、何事にも動じないバカにさえショックを負わすことがある。無表情なところから通称は”ロボ”。

4人目は、「反抗期中の良い子」、百井 咲久(ももい さく)。背が低く、幼く見えることがコンプレックスで、いつも周りになめられないように虚勢を張って生きている女の子。やや人見知りをする。わざと悪い言葉を使っているが、おばあちゃんっ子で本当はとても優しく良い子。道端に捨てられている空き缶を文句を言いながらきちんと拾って片付けてしまう。幼い見た目から、通称は“ロリ”。

5人目は、「重度の中二病患者」、山本 美波(みなみ)。中二病を患っているために通称は”ヤマイ”。自分は選ばれし者だと思っていて、そのため髪は特別な金髪にし、ケガもしていないのに足や腕に包帯を巻いている。頬っぺたの絆創膏は本人曰く、何かが封印されているらしい?人と群れることを嫌っているが、実は一人ぼっちが嫌な寂しがり屋である。

6人目は「体と頭が弱い優等生」、一 奏(にのまえ かなで)。まじめな性格で勉強は良く出来るがプレッシャーに弱いタイプ。本命の高校受験の日に熱を出して受験できず、「さいのたま女子高」への入学となる。しかし、その不運のおかげで憧れの鷺宮しおりと同じ学校で同じクラスになれたことを喜んでいる。頭は良いが頭が弱いため、なんでも真に受けてしまう。通称”マジメ”。

7人目は、「小悪魔系百合少女」、染谷 リリィ。とても美人な転校生女子。男にモテると思いきや、本人は男性恐怖症で、男の人に触られると蕁麻疹が出るという残念な特異体質の持ち主。女であるバカに触られて何故か唯一、蕁麻疹が出た。逆に女の子が大好きで、何かしらの理由をつけては女子にべたべた触りたがる。ハーフであり、通称は名前の通りで”リリィ”。かなりハイセンスなおしゃれ女子でもある。

8人目は「コミュ障なオカルトマニア」、九条 翡翠(ひすい)。双子の姉妹の姉で、明るく元気で社交的な部分を全部、妹に持っていかれた残念な女子である(妹談)。ホラーやオカルト的なものが子供の頃から大好きで、友達とも話が合わずに、コミュ障で不登校になっていた。妹がバカ・オタ・ロボと親しくなったことがキッカケで姉と仲良くしてほしいと3人に頼み、学校に行かせることになった。彼女の私物は一般女子と違ってカワイイ系ではなく怖い系のものばかり。通称は”マジョ”。

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そして彼女たちのクラス担任である「有名大卒の担任教師」、佐渡 正敬(まさたか)。彼は女子大生が大好きで、それを教え子に伝える必要があったのか、赴任早々、教え子を前に「俺は女子大生派だ!」と、女子高生好きでないことを完全宣言した強者である。生徒からはもちろん、ドン引きされている。しかし、生徒指導や進路相談も含めて、割ときっちりと聖職をこなす良い先生であるのは確かなようだ。通称は”ワセダ”。

物語の大方は、バカ・オタ・ロボの3人のお話が中心となっています。「あのさ、今からすごい事言っていい?」「どうせくだらないことだろう。」「いや、マジですごい。どのくらいすごいかっていうと、」という、バカとオタの会話のくだりにロボが毒舌の合いの手を入れるという、漫才的なやり取りから日常のお話が膨らんでいく流れが主です。そういったいお決まりの展開が結構心地よく、今回は何の話だろうと期待してしまう作品です。その入りから徐々に他の面々にも話が広がりつつ、面白さに厚みが増していきます。

8人のキャラがいますので、それぞれの個人にスポットがあてられる回も当然ありまして、毎回変化に富んで飽きが来ないバラエティな内容・構成になっています。時に、友人の悩みに答える友達のありがたい存在を感じたり、家族を思う祖母と孫の絆に涙しそうになったり、妹の姉を思う姉妹愛を観ることもあったりと、単なるドタバタの面白い面ばかりではなく、しっかりとそのような側面も見れる作品ですのでコメディといっても意外とバカにできない良いお話が詰まってたりします。

女子高生というのは本来、きらきらした世代というイメージが世の中にあって、作者の方はそんな輝ける時代を無駄に毎日グダグダと浪費して過ごしていそうな女子高生タイプをたくさん集めてみたら楽しい、と思ったのでしょうね。若い方がこの作品を観るとそのように素直にとらえるのだと思います。ただし、人生をある程度生きてきたおじさんが観ると、登場してくる8人がみんなふざけた生き方をしているようには見えないんですよね。面白おかしくは確かに見えますが、それだけじゃないんじゃないかなこの子達、なんて観てしまいます。

まだ、経験がないから生き方を試している、自分の生き方・スタイルを模索しているよう見えるのです。他の普通の高校生にしてみれば滑稽に映る各個性であるかもしれません。しかしながら、それぞれがおそらくはその時を真剣に生きているはずなのです。これから先の人生を考えたら、つまらない苦しい人生を送るよりは少なからず楽しい人生を送ったほうがよさげですよね。生き方は人それぞれ。どう生きようかはその人の自由裁量ですが、世の中の基準に縛られすぎると窮屈な生き方に進んでいってしまう危険性も一部はらんでおります。

この作品を見た後、そんな気持ちが沸き起こりました。彼女たちからは「人生をもっと楽しもう!自分らしい生き方を見つけよう!」と言われているような、そんな気がしないでもありません。人生に無駄があるかどうかは周りが判断することではなく、自分が判断するものなのではないでしょうか。

また、みなさんは自分のものさしというものをお持ちだと思いますが、自分のものさしで相手を測る=ものさしに合わない人の考えは受け付けないという傾向にあるんじゃないかと思います。私も人のことはとやかく言えませんが、そうした考え方が人生の幅を狭める原因にもなるでしょうし、つまらない毎日を作り出す根本にもなっているかもしれません。たまにはそのものさしとやらを脇に挟んで、目の前の方と対峙してみると、見えなかったいろんなことが見えたり、楽しい発見や気づきがあるかもしれません。堀固まった考え方は楽ですが、もしかすると、つまらない生き方の元凶になっているかもしれませんよね。

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この作品は、ウエブコミック配信サイト「コミックNewtype」にて連載中の女性漫画家・”ビーノ”さんによる同タイト漫画が原作です。2019年7月〜9月に”BS11”他にて日本全域で全12話がTV放送されました。”AbemaTV”・”ニコニコ生放送”他でもインターネット配信されております。アニメーション制作は”株式会社パッショーネ”。総監督は「狼と香辛料」を手掛けた”高橋丈夫”さん、シリーズ構成は、「はたらく魔王さま!」「サクラクエスト」「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」のシリーズ構成を担当した”横谷昌宏”さんです。

今回の注目の声優さんは、バカを演じた”赤ア千夏”さんとロリを演じた”長縄まりあ”さんです。赤アさんはかつて、「キルミーベイベー」という日常系コメディアニメ作品の折部やすな役でものすごい破壊力を見せてくれた声優さんです。はちきれ方が半端ないところがあって、オリジナルキャラを生み出す力はさすがは声優さんだなって思わせてくれる方です。長縄さんは「はたらく細胞」の血小板ちゃん役の方といえばわかる方が大勢いるかと思います。とにかく、かわいらしい役柄がお上手で印象に残る方ですね。他にもメジャーな声優さんが結構出演されていますが、まずはこのお二人が特に際立った印象でした。


最後は声優さんが歌っているオープニングテーマとエンディングテーマをお聴きください。

オープニングテーマ
「輪!Moon!dass!cry!/田中 望(赤ア 千夏)・菊池 茜(戸松 遥)・鷺宮 しおり(豊崎愛生)」
エンディングテーマ
「青春のリバーブ/田中 望(赤ア 千夏)・菊池 茜(戸松 遥)・鷺宮 しおり(豊崎愛生)」

最近はさらにテレビドラマ化され、1月24日よりテレビ朝日「金曜ナイトドラマ」枠で23:15〜60分番組が放送されております。アニメとテレビドラマは全くの別ものと捉えて観るとどちらも味わいを持ってみることができます。テレビを先行で観た方はぜひ、アニメもご視聴してみてくださいね。

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posted by タカポン at 01:12| Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする