2019年12月13日

この恋に、キュンときたら110!しちゃだめだぞ!っと。「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」「かぐや様は告らせたい」「川柳少女」A

 続きまして2本目のおすすめ”胸キュン”の”ムズキュン”作品は
「かぐや様は告らせたい〜 天才たちの恋愛頭脳戦〜」です。簡単に言えば、高校生の男女の恋を描いたラブコメアニメです。

ちょっとこれではあまりにも大雑把過ぎますよね。もう少し詳しくお話しますとこんな内容です。

将来は国を背負うであろう、由緒正しき富豪・名家のご子息とご令嬢ばかりが集う秀知院学園(しゅうちいんがくえん)。幼稚園から大学まである、私立一貫校である。その学園の中において、偏差値77と言われる高等部の生徒会を取り仕切っているのが、名家でもなんでもなく一般枠から実力で入学した、現在高校2年生の生徒会長・”白銀 御行”(しろがね みゆき)。

そして彼を支えているのが、同じ高等部2年生、総資産200兆円を誇る巨大財閥「四宮グループ」の令嬢で容姿端麗な美少女、副会長の”四宮 かぐや”(しのみや かぐや)である。白銀は常に学年の成績トップであり、四宮が専ら2位である。この二人で毎回、学年1位と2位の座を争っているが、順位はいつも同じである。

四宮は勉強以外においても、スポーツ・芸術他なんでもこなす、オールラウンダーの天才肌だが、勉強では彼には勝てないのだ。方やの白銀は、勉強だけが四宮に勝てる唯一の砦だと思って懸命な努力を持ってしてその地位を保っているのであった。この二人が会って間もない頃はお互いを毛嫌いしていたわけだが、生徒会を一緒に運営するようになり、徐々に互いを理解し始め、少しずつ相手に好意を持つようになっていったのだった。そのうち、相手側から告白されるであろうと両者がそれぞれにたかをくくってから半年が過ぎ、二人は・・・。

互いに好意を持っているのに、いろんなプライドが邪魔をして、関係は今だに平行線をたどっている。「自分から好きと言った方が負け。好きだと相手から告られたら、つき合わないでもない。」何故か、そんな考えが二人の脳裏を横切り始める。お互いに変なスイッチが入り、相手に告白をさせるという、恋の頭脳合戦が始まってしまった。皮肉にも、仕掛ければ仕掛けるほど、相手をどんどん好きになっていってしまう。言いたいけど言えないこの気持ち。相手の受註にハマったほうが負けなのだ。さて、不毛なこの戦いに勝利するのは一体、どちら?

かぐや様は告らせたい1.jpg

偏差値77を越える男女においての恋愛のやりとは、おそらくは凡人のレベルでは出てこない、想定外の答えが導き出されるのだと思います。相手から発する言葉に対して出されるその答えは、将棋や囲碁などの頭脳競技のように、先の先までを見越しての答えであり、正しき解答なのかもしれません。つまりは、一般の恋愛では到底あり得ないような、生半可な駆け引きは通用しない世界、高度な別次元での恋愛関係がそこにあって・・・。ある意味、とっても面倒臭そうですね。でも、だからこそ、凡人から見たら、その両者の恋愛は至極、滑稽に映り、大変興味深いものとなり得るのかも知れませんよね。

作品を観ている前半は、そんなふうな単純で面白おかしい物語だと思って観ていました。しかし、それだけでは終わらない裏内容が後半には出てきます。主人公であるかぐやの素性もいろいろと明かされはじめ、一般庶民にはわからない、上流社会ならではの彼女なりの窮屈さ・不自由さ、そして悩み・歪んだ愛のかたちなどが存在している背景が浮き彫りにされていきます。人は周りが羨むようなステージで生きていようとも、それなりの不自由なことや苦労が存在し、絶えず悩める生き物なんだと言うことを悟らせるような物語です。私はそんなふうにこの作品を捉えました。

面白いだけじゃなく、人間性のそうした課題・側面を語ることに寄って、人間の持つ喜怒哀楽を上手に表現し、厚みのある作品に仕上げていることにとても感心し、同時に胸を熱くさせられました。原作が良いのか、脚本が良いのか、そのどちらも良いのか、観れば観るほど精巧なストーリーと演出に思わず、拍手喝采!といった心境です。

また、ご令嬢とただの庶民の恋愛とは、まるで現代版ロミオとジュリエットですね。ただ、この二人はロミオとジュリエットとは違ってなかなか互いの愛を告白しないんですよね。日本人の奥ゆかしさなのか、ピュア過ぎて勇気が出ないのか、はたまた別の理由があってのことなのか?

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この作品は、学園の生徒会主力メンバーが関わるお話しが核となっています。この二人と同じ生徒会にはその他に高等部2年生の書記・”藤原 千花”(ふじわら ちか)、高等部1年生の会計・”石上 優”(いしがみ ゆう)がいます。藤原書紀は天真爛漫で天然系キャラな女子です。だいたい想像できるように、天然なので、会長とかぐやの二人の空気を読むのですが、ずれているために二人の距離が縮まるサポートには全くなっていないという、マイペース人間です。会長と結構、仲が良いためにかぐや様をヤキモキさせることもしばしば。石上会計は人間性観察力が高いがために、いろんなことに気がついてしまい、ついつい、いらんことを発して地雷を踏んでしまうような人物です。

その他に重要な人物として、かぐや様をサポートするお付きの娘が登場します。”早坂 愛”(はやさか あい)という、同年齢でかぐや様と同じクラスに在籍し(私立のお金持ちの生徒が通う学校なのでそのくらいの融通は裏で容易に出来そうです)、ややギャル系なキャラに扮して友人として学校では通しています。彼女は四宮グループの幹部の娘であり、幼少の頃からかぐや様の遊び相手をし、今はかぐや様の自宅で彼女の身の回りのお世話から彼女の恋の悩みまで聴く、一番近しい間柄にあります。

二人を取り巻くこうした主要な人物たちが彼らののっぴきならない日常に華を添えています。ただ、こうした主要キャラの他にも魅力的な個性あるキャラが結構出てくるのがこの作品です。モブキャラにも十分に力を注いでいるのがこの作品の良いところで、精度の高さがうかがえます。

そして、厚みのあるストーリーに乗せて、主人公であるかぐや様の表情を観るのがとても楽しい作品でもあります。見下したような顔、照れた顔、怒っている顔、泣き顔、慌てふためいている顔、その他いろんな表情を見せてくれる彼女ですが、そのどれもがビューティフルで可愛らしいのです。さすがは日本の中枢を担う巨大財閥「四宮グループ」のご令嬢・かぐや様です。彼女の日頃の品の良さがにじみ出てしまう、といったところでしょうか。

それに対して、もう一人の主人公である一般庶民の代表とも言える会長(白銀くん)。庶民なりのプライドを持ってして、名門校に置いてかぐや様に引けを取らない立ち居振る舞いをしているあたりがなんとも応援しがいの有る男であります。彼はこう見えて、実はその地位を保つために人が知らないところで相当な努力を積み重ねる苦労人なのです。結構、ストイックな男ですね。

この作品は、ヤングジャンプの月刊青年漫画誌「ミラクルジャンプ」の2015年6月号〜2016年2月号に掲載およびその後の「週刊ヤングジャンプ」2016年17号にて連載中の、漫画家・イラストレーターの”赤坂アカ”さんによる同タイトル漫画が原作となっております(既刊14巻)。それがアニメ化され、2019年1月〜3月に全12話が”BS11”他で全国放送されました。同時に”AbemaTV”・”ニコニコ生放送”でもネット配信されていました。そしてこの作品は2019年9月に全国で実写版映画にもなっております。ヒロインのかぐや様役は”橋本環奈”さんで、会長役はキンプリのメンバーの方のようです。

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アニメーション制作は”A-1Pictures”。「さんかれあ」「ローゼンメイデン」「昭和元禄落語心中」を手掛けた”畠山 守”さんが監督です。シリーズ構成は同じく「昭和元禄落語心中」「BanG Dream!」「色づく世界の明日から」を担当した”中西 やすひろ”さん。キャラクターデザインは「刀使ノ巫女」をデザインされた”八尋 裕子”さんです。

注目の声優さんは、もちろん、ヒロインのかぐや様役の”古賀 葵”さんです。彼女はアドリブが面白かったゆる系アニメの「魔法少女なりあ☆がーるず」/はなび役と、「天使の3P!(てんしのスリーピース)」/金城(かねしろ)そら役では小学5年生のとっても可愛い役を演じていました。今回は、かぐや様の様々な感情を捉えた一役内で結構幅のある役どころを見事に演じてました。かぐや様=古賀さんというイメージを強く、みなさんの中に残せたのではないでしょうか。

もう一人、藤原 千花役の”小原 好美”さんもはまり役でした。ちょっと抜け気味の可愛らしい千花ちゃんの魅力を余すところなく形にしていて、Goodでしたね。彼女は「月がきれい」のヒロイン・水野 茜役も良かったですし、現在放送されている「スター☆トウィンクルプリキュア」ではキュアミルキー役を演じていますので、こちらもチェックしてみてくださいね。

そして、この作品は映像だけでなく音楽もとっても素敵に仕上がっております。
オープニングテーマはあの大御所の”鈴木 雅之”さんがこの作品の世界観をムーディに歌ってくれていますし、エンディングテーマは、”halca”さんがかぐや様の心情を可愛らしく、そして切なげに歌ってくれていて、どちらもとても心に響く素敵な曲です。

あと、藤原書紀の劇中歌は1,000万ダウンロード突破という、注目のかわいいダンスなのでこちらも観てくださいね。あまりにも可愛らしいダンスなので、3次元で真似る方も結構いらっしゃるようです。藤原書紀、ある意味、無双!と思わずそう思ってしまいます。ちなみに、ダンス映像の最後で、カーテンについていた虫を藤原書紀が優しく窓の外に放ちますが、あれはゴキちゃんのようです。

オープニングテーマ「ラブ・ドラマティック feat.伊原六花/鈴木雅之」
エンディングテーマ「センチメンタルクライシス/halca」
第3話劇中歌「チカっとチカ千花っ♡/(小原好美)」

最終回の12話・花火回は、胸がキュンキュンするお話しですのでどうぞお楽しみに!
ツンデレが好きな方には必見の今回の作品、ぜひ、当作品もご堪能いただけたなら幸いです。

「あら皆さん、このアニメでキュンキュンするなんて会長並におカワイイこと。」By かぐや

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posted by タカポン at 05:33| Comment(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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